一部のプロダクトのスワップは、週末に先物取引の受渡日が延期される場合に関連します。
通常、外国為替取引の決済はT+2(外国為替マーケットの決済日は、ポジションを保有した日から2日後のEOD)に行われます。
例えば、月曜日にポジションを建てたトレーダーが月曜日を過ぎてもポジションを保有する場合、そのポジションは火曜日にロールオーバーされ、水曜日から木曜日を1トレード日として決済さ れます。同様に、トレーダーがポジションを建てたまま水曜日を過ぎると、ポジションは木曜日にロールオーバーされ、金曜日から土曜日までを1トレード日として決済さ れます。
しかし、国際金融マーケットは週末に休場します。この場合、実際の決済日は週末ではなく月曜日となる為、3日分として計算さ れます。
さらに、メタルは一般的に安全な通貨とみなされています。この理由から、水曜日を過ぎてゴールドまたはシルバーのポジションを保有することは、FX通貨ペアのポジションを維持する場合と同様に、3日間のスワップにカウントされます。
オイル、インデックス、コモディティ、株式はT+0で決済されるため、これらのプロダクトを金曜日以降に保有する場合、スワップは3日分として計算されます。
ご注意:一部プロダクトのトレーディング・セッションは週7日開かれています。MetaQuoteにおける現物取引の約定明細の表示制限により、2021年11月8日以降、取引明細におけるスワップ3日分は金曜日のままとなります。ただし、金曜日をまたぐ保有ポジションのスワップは3日として計算されません。それぞれ土曜日と日曜日に計算されます。